不安症(不安障害)について
「理由はわからないけれど、ずっと不安な気持ちが続く」「心配しすぎて眠れない」「胸がドキドキして落ち着かない」——そんな状態が長く続いているとき、それは「不安症(不安障害)」かもしれません。
不安症は、日常生活に支障が出るほどの強い不安や緊張を感じる心の病気です。
たとえば…
- 常に悪いことが起きるのではと心配になる(全般性不安障害)
- 急に強い恐怖が襲ってきて動けなくなる(パニック障害)
- 人前で話したり見られたりするのが極度に怖い(社交不安障害)
不安症は「性格のせい」ではなく、脳の働きやストレスの影響で誰にでも起こりうるものです。
当院では、薬物療法や認知行動療法(CBT)などを組み合わせて、症状の軽減と生活の安定を目指した治療を行っています。「気のせいかな」と思っても、ひとりで抱え込まずに、お気軽にご相談ください。
あなたの「つらい」を、しっかり受け止めて、一緒に向き合っていきます。